山口県ツアー3 (2日目)
山口県ツアー3 (2日目)
9月10日(日)AM7:00起床。
まず起きて気になるのが、かなりの雨音が部屋に響いております。笑
部屋の窓を開けてみると、やはりどしゃ降り。
この日も雨模様の予感。
ホテルの方に洗っていただいた洗濯ものを受け取り、身支度を済ませます。
AM8:00。
予想とは打って変わって出発する頃には雨も上がり、天気は曇りの模様。
ホテルを後にし、ホテルの並びのコンビニで朝食を摂ります。
この日は前日に増してかなりの過密スケジュールの為、朝食もそこそこにし
本日のメーンイベント「秋吉台」に向けて出発。
(秋吉台:日本最大のカルスト台地(一言でいうと果てしなく草むらが続く大地、そんな感じですか))
国道316号線を逸れ、長門市立深川小学校前の道を東に進みます。
弾丸ツアー1日目と違い、フェリーの出航時間には必ず間に合わないといけないのと、
何せ下見無しで来ているので「道の選択」、「スケジュール工程の不一致」が生じれば
たちまちツアーが台無しになってしまう可能性もあるのだ。
なるべく早く早く。
急ぐのではなく、時間に余裕をもって、そんな感じですかね。
学校前の路地を少し進み、県道34号線に合流。
国道191号線との交差点まで出ると県道287号線に切り替わります。
287号線に入り線路沿いを走り、再び191号線と合流。
その後、「宗頭」の三差路の交差点を191号線→県道28号線に入ります。
皆さん1つだけ言わせてください・・・。
191号線に合流してからというも、ほんとに何もありませんので。
休憩風景もこんな感じ。
もう立ち寄るスポット的なものもないのでとりあえず空き地で休憩的な・・・。笑
コンビニ休憩もできないほど、無限に稲穂畑が広がります。
訪れた時期が丁度良かったのか稲穂が神々しく光り、眩しく感じるくらいです。
画像を見てもお分かりの通り、この辺りからどんどん天気は回復し青空も覗いてきました。
28号線を8キロほど走ると「末原公会堂」の手前の筋を右折し、いよいよ秋吉台に接近します。
小道を進み、県道239号線に合流。 さらに県道242号線に合流し、秋吉台道路を進みます。
個人的にこの239号線の長ーい下り坂が気持ちよかったですねー。
横目に田んぼと森林が続くゆるーい下り坂。天気も良好。
サイクリング楽しんでるなー。そんな感じです。
確か242号線の交差点付近に山口県サイクルロード?の看板があったような。
また山口県のサイクルロードに詳しいブログ読者の方がいらっしいましたら詳細を教えてください!!
すぐそばにはサファリランドもあるみたい。 車で動物園に乗り込む的な施設。
秋吉台道路に入ると道路の雰囲気も少し変わり、観光地っぽい整備された道路に変わります。
っと、久々の休憩スポット。「秋吉台エコ・ミュージアム」を発見。
どうやら秋吉台全体の内容をわかりやすく紹介してくれている施設みたい。
休憩がてら立ち寄ること。
施設横には「大正洞」の入口のアーケードが。
大正洞??秋芳洞では??
出発前の情報収集では秋吉台の下に「秋芳洞」という鍾乳洞があるということは知っていたのだが
大正洞というのは初耳。
どうやら帰って調べてみると秋吉台周辺には大々的に有名な鍾乳洞が3つあり
「秋芳洞」、「大正洞」、「景清洞」という名所で顕在しているようだ。
そのうちの1つの鍾乳洞の入り口のようだ。
今回は過密スケージュールの為、大正洞には入れないがまた機会があれば入ってみたいものだ。
トイレ休憩をすませ、ふと入口の看板を見ると。
「みねすとろん2018」というサイクルイベントのポスターが。
どうやらここ、大正洞の入り口から全長100キロ・35キロの2コースのサイクルイベントが行われるらしい!
超絶気持ち良いんではないか!そんな感じですね。
2019年もぜひ開催してほしいものだ。
トイレ前の自販機でエネルギー補給(デカビタ的な)を済ませ、秋吉台に突入します。
大正洞入り口を横目に緩やかな登りを進んでいくと、すぐさま景色が一変。
先ほどまでは切り取ったような形の山々が立ち並んでいたが、真ん丸とした山が目の前に。
あっ!!ついに来たか!!って感じでワクワクが止まりません。
期待を胸にグイグイ漕いでいきます。
自転車を進めて行くたびに景色が変化していきます。
風の音、小鳥のさえずり、そんな何気ない音がスッと耳に入ってくるほどの異常な世界。
どうしても伝わらないこの感じ。
現代にこの風景を残してくれている山口県にほんと感謝です。
ブログの最後に山口県の美祢市観光協会が作ってくれている秋吉台総合サイトとサイクリングのショートムービー
を
添付しておりますのでぜひご覧ください。
きっとブログ読者のあなたも秋吉台に行きたくなるはず・・・。
路側帯の展望スポットでは観光客の方々が様々な思いで景色を眺められています。
秋吉台道路に入り緩やかな登りが続いていましたが、遂に秋吉台の最高点に達したのか見渡す限り無限に草原
が広がります。
この辺りから平地になり、別名「カルストロード」とも呼ばれているようで道路も文句なしのコンディションです。
あまりの気持ちよさに、メンバーの1人が爆走しだすとすぐさま米粒サイズまでに小さくなってしまいました・・・。笑
こちらも負けじと爆走!!
っと絶好の撮影スポットを見つけたので、爆走中のメンバーを何とか引き留め記念撮影。
どうですかこの無限に広がる大草原、そして無限に広がる大空。
まさに異世界という言葉がぴったりですね。
一生忘れませんこの感動。
撮影した写真の出来を皆さんと分かち合い再出発。
少し走ると久々に建物を発見。
「秋吉台展望台」の文字が。 早速立ち寄ってみることに。
展望台まではだいぶと激坂なので、自転車を降りて押していると2~3分で展望台に。
展望台の隣にはカフェ&休憩スポット「Karstar」もあり、景色を見ながらゆっくりできそうだ。
こちらは休憩する間もなく早速展望台に。
皆さんどうですかこの絶景!!!っと言いたいところなのですがすいません・・・。
先ほどの道中の景色があまりにも衝撃的で素晴らしかったので展望台からの眺めはあまりピンとこず・・・。笑
写真が1枚もありません。どうぞ現地でお確かめを・・・。笑
展望台散策を終え、次ヘ進みます。
サイクリング2日目のピークを終え、カフェでホッと一息つきたいところですがここからが勝負どころ。
2日目の残す距離は約70キロ。時刻はAM11:30。
新門司発大阪行フェリーの出航時刻はPM7:30。
単純計算では時速25キロほどで走っていれば十二分に余裕があるが、休憩・高低差・トラブル。
色々考えるとそう余裕はない状況なのだ。
展望台前の県道242号線の長~い下り坂を下り、「広谷」交差点をそのまま直進。
少し活気がありそうな街並みが見えてきます。
左手には「秋吉台観光交流センター」。
右手には商店が数件立ち並び、売り子?呼び子?のおばさんたちが「休憩していってー!!」と叫んでおられま
す。
また、「秋芳洞入口」の看板も。
どうやらここから秋芳洞へ入れるようだ。
ん???さっき展望台近くにも秋芳洞入口の文字があったような??
後々カメラの画像を探してみると・・・
やっぱりありました!!
どうやら調べてみると秋芳洞の入り口は3か所あるらしく途中で見かけたのは「秋芳洞エレベーター口」
というところで、この商店の並びの入り口が正面入り口のようだ。
秋芳洞の内部を散策するだけで小1時間を要するみたい。
いっ、行けません。行ってたらフェリーに乗り遅れます・・・。そんな感じですね。
おばさんたちに手を振り、秋芳洞に後ろ髪引かれながらも前に進みます。
その後「秋芳町隋徳」の3差路の信号を右折、道なりに進み国道435号線に合流します。
その後、435号線から県道240号線に逸れるのですがここで問題発生!!
前もってガーミン(サイクルナビ)でコースを作っていたんですが、何せ実地でコースの下見をしたわけではないた
め
作ったルートを信用して走っていると・・・。
435号線沿いから逸れこんなところに・・・。笑
明らかにロードバイクで走れる道ではないですよね。笑
っていうかこの先行き止まり・・・。笑
10分ほど右往左往し、遂にはスマホGPSで調べるオチ・・・。
どうやら設定していたルートの1つ手前の道を逸れてしまっていたようだ。
気を取り直し本ルートに戻ります。
435号線に戻り少し進むと、またもや怪しい分かれ道が!!
どう見てもこの先やばそうなオーラが出ている・・・。
だがしかし僕のガーミンはこのルートを指している。
自分で作ったコースを信じ、いざ出陣!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!・・・・・・・・・・・・・・・・。
\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?
完全に終了しました・・・。
進めば進むほど森の奥地に入っていき、ついにはぬかるみにハマるは木が倒れてるわって・・・。
どうやら何ちゃら街道?に入ってしまったらしく、道はあるもののもはやトレッキングコース。
見事に23Cタイヤがずぼずぼとぬかるみにハマるの何のって・・・。笑
ただ時間は無駄にできない!後戻りなんてもってのほか。
メンバーの皆さんに承諾を経て、このまま街道を突き進みます。
事前のコース作成時に地図上でちょっとショートカットコースを作ったつもりが飛んだハプニング。
森林→竹藪→倒木→栗の栽培場→畑道→とまぁ何とジャンルに飛んだトレッキングコースとなっております。笑
1キロほどのトレッキングを終え、240号線に合流。
5キロほどゆる~い丘を登り、下りきったところで久々の休憩スポットを発見!!
国道316号線と交差する「曽根」交差点角にある「ローソン美祢大嶺町曽根店」におじゃま。
丁度お昼時というのもあるが、辺りを見渡す限りここを逃したら当分食料にはありつけない予感が・・・。笑
早速店内で食料を大量買いし、昼食を採ることに。
時刻はPM1:30過ぎ。
刻々とタイムリミットが迫っていますね。
ペースメーカーとしてはここはゆっくりしていられないので猛スピードで昼食をガッつきます!!
結果、1人昼食を大量買いしていたので皆さんより一足遅くご馳走様。
皆さんお待たせしております。
昼食、小休止を済ませ、PM2:00再出発。
再び240号線を走り出し、信号を2回左折し、国道435号線→県道33号線に合流します。
ここから当分の間、33号線を走ることになるのですが、高速道路「中国自動車道」と並走するような区間がありま
す。
ここの小山がそこそこきつかったですねー。
天気は朝と打って変わって快晴、汗だくになりました。
その後、中国自動車道の「下関ジャンクション」を跨ぎ33号線と「木根川」が合流します。
ここからが気持ちいいんですよねー。
信号もなく車もなく、フルフラットロードって感じですよ。
巡航スピード35キロくらいいってたんではないか?(個人的にはだいぶ早い方。)
無心で走っていると「京泊交差点」の信号に到着。
33号線からは逸れてしまうが、河川敷をさらに直走り爆走。
河川敷を爆走していると国道2号線、「小月バイパス」が目の前に。
スロープを上り、バイパスに合流します。
この辺りから交通量も増え、ようやく人影もちらほら。
バイパス沿い、右手に「ローソン下関小月バイパス店」を発見→小休止。
再出発ののち2号線→国道9号線に移り変わります。
9号線に切り替わると海沿いコースに切り替わり、たちまち向こう岸には福岡県が見えてきます。
ここまで来るともう焦っていた気持ちもひと段落。
1日目で訪れた「みもすそ川」交差点の信号を渡ると関門トンネル入り口に到着。
トンネル入り口の向かいにある「みもすそ川公園」で一休み。
「壇ノ浦砲弾跡地」なるモニュメントも。
全く無知の僕でも「壇ノ浦の戦い」というワードはさすがに聞いたことはあります。
うん、ここは有名な場所なんでしょう!!
そんなことよりももう向こう岸には福岡・・・。
長かった2日間。
成長した2日間。
興奮した2日間。
初体験の嵐。
角島大橋の絶景、秋吉台の異世界との遭遇。
それと何といっても山口県の道路の走りやすさ。
大阪ではこの爽快感は間違いなく味わえませんね。
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30分ほどの休憩を済ませ、関門トンネルを渡り2日目のゴール、新門司港フェリー乗り場にPM5:00前に到着。
新門司港発フェリーの出航時刻PM7:30には十分に間に合う時間ですね。
時間的に秋芳洞も行ってよかったかな?そんなことも思いましたが、またそれは次の機会としましょう。
その後、入船予定時刻になり部屋に到着。
船内で宴をし、朝までフェリーでぐっすり眠りましたとさ。
それにしても今回の弾丸ツアー、総走行距離 約240キロ、長~い道のりでした。
自身初の2日に渡るサイクリング。
お尻の痛みをどう緩和させるか。
膝の爆弾をどう着火させずに走るのか。
本当に色々実になる2日間でした。
そして長~い長~いブログを読んでくださった読者の皆さん、本当にありがとうございます。
さぁ、続いてはこちら↓!!!
「秋吉台国定公園観光情報」
追伸
実は福岡側に渡ってからヒルクライムを1本行っております。
以下省略