赤目四十八滝

赤目四十八滝

– 2012年 10月 24日 水曜日 –

どーもーーお久しぶりです!店長の松田です。
ここ最近涼しくなってきたのでよりサイクリングの気持ちいい季節になってきました。
ということで今回の弾丸ツアーは・・・

三重県の赤目四十八滝に行ってみたいと思います!!

通行人A「三重県?自転車だぜ?」

そうです!自転車です!!
地図で調べてみるとなんとなーく行ける距離ではありませんか!
今回は一人ではなく二人で行くことになりました。

メンバーはと言いますと・・・
当店の向かいにあります関西スーパーさんの入り口のすぐ右手の花屋さんです!
御歳62歳!!

               

通行人A「えっっ・・・まじ・・・」

通行人B「カム・オンの店長と年齢差激しすぎるやろ」

通行人C「いやいや!!無理あるやろ!」

いろいろご意見はあるとは思いますが実はこの方アスリートなんです。
今回の目的地も実はこの方が決めました。

さーーーいざしゅっぱーーつ!!
午前10時に出発です。

               

まずはお決まりの大和川沿いをぐんぐん走っていきます。
今日は晴天で風もなかったので河川敷を走っていると、
とても気持ちがいいです。
気温も20℃前後で快適です。
途中からは25号線に合流しJRの高井田駅付近まで来ると
大和川を渡り165号線にそれます。

この道の分かれ目がまたややこしい!

そうこうしているうちに一つ目の難関がやってきました。
ちょうど大阪教育大学がある山、田尻峠です。
今までに数多くの山を登ってきましたが、ここは大したことはありません。
ぐんぐん登っていきます。

松田「大丈夫ですかー」

アスリートの花屋さん「余裕や」

気を使った僕が馬鹿でした。
下り坂になり、どんどんスピードアップしていきます。
長い下りも終わり、ここからはひたすら165号線を突っ走ります!!

っと、看板を見ると166号線に変わっているではありませんか!

松田「うわ!道間違えた!」

アスリートの花屋さん「大丈夫やろ」

松田「わっかりました。」

とりあえず方向的にはあっているので進みます。
またまた看板を見てみると165号線・・・
この道はどうなっとるんや・・・
なんやかんやで迷いつつ道に合流していたみたいです。

途中サーカスらしき建物があったので撮ってみました。

               

小学生以来行っていないのでまた行ってみたいです。

そうこうしているうちに二つ目の難関がやってきました。
近鉄線の線路沿いを走っていくのですがここからずーーーーっと上り坂なんです。

「だらだら系の坂道はやめてください。」

しかし道が変形することはなく、だらだらと坂を登ります。
進むにつれてどんどん山道になってきました。

               

棚田?菜の花?がいい感じです。
1時間ほど坂を登ったとこで

アスリートの花屋さん「松田君!!休憩しよ!」

               

実はまだ一回しか休憩していなかったのです。
もう頂上は目前です。
しかしこの田んぼの中に走っている近鉄電車の風景はたまりません。
「世界の車窓から」って感じです。(笑)

休憩を終え頂上を目指し、長い登りがやっと終わりました。
さあ!またまた下りがやってきました!
どんどんスピードアップしていきます。
今回は15分ほどの下りです。

下り終えると・・・

アスリートの花屋さん「松田君!!〇〇㌔も初めて出したわ!!」

大阪市内ではまず出さないスピードが長い下り坂では出ます。
ちなみに何㌔出たかは花屋の店頭にてお確かめください。

時刻は午後12時半過ぎ。
到着予定時刻の午後1時半まであとはひたすら平坦な道を走るのみです。
あたりはもう畑→森→畑→森→松茸→といった感じで自然のみが立ち並んでいます。
こうなるともうランナーズハイ状態です。
(注:マラソンなどで長時間走り続けると気分が高揚してくる作用)
一心不乱に走り続けます。

ようやく赤目の看板が出てきました。

               

さあ、最後の難関です。
赤目四十八滝までの山登りです。
看板には約5キロとの文字が。

「ふっ、大したことないやん。」

ぐんぐん登っていきます。
看板が見えてきました!!

「おっ、ゴールちゃうか!?」

               

看板には約4キロ・・・
「あれ、めっちゃ頑張ったのに・・・」
この感じが後3,4回続きます。(苦笑)

途中に温泉の看板があったので止まってみるとなんと
温泉の出る蛇口があるではありませんか!

      

無駄に蛇口をひねってみます。

「あっ、あったかい♪」

ゴールまであと少し、頑張ります。

               

ゴーーーーーーーーーーーーーーーーール!!
やっとたどり着きました。
時刻は午後1時。
迷ったりしたこともあり予定より30分オーバーで到着しました。

松田「お腹すきましたねー!」

アスリートの花屋さん「おー!!食べよ食べよ!!」

早速、赤目感満載なお店に入りご飯を頂きます。

               

店に入ると昔ながらのたたずまいでとても落ち着きます。
メニューを見ると「おすすめセット」の文字が。
2人とも即答で即、これに決定です。
ちょっと量が多い気もしましたがおいしそうなので頼んでみました。

5分ほどするとテーブルに運ばれてきました。

               

松茸ご飯とよもぎそばのセットです。
早速頂きます。
お蕎麦はよもぎのいい香りがし、隣からは松茸ご飯の松茸の香り・・・食欲がかなりそそられます。
お蕎麦の温かい出汁とほのかな松茸の香りが疲れた体を芯から暖めてくれます。

僕は5分ほどで完食してしまいました。
体力を消耗してることもあり全然多いとは感じませんでした。
花屋さんも食べ終わり一服してさあいざ滝に突入!!

ここからは観光ということで歩いて散策します。
赤目には忍者の森というところもあるらしく、忍者の格好をした人もちらほら。
僕たちは滝を目指します。
ここには数多くの滝があるみたいなんですが全部周っていると日が暮れてしまうので
ある程度周ります。

               

ここで一つ気づきました。

松田・アスリートの花屋さん「めっちゃ寒いやん!!」

赤目の上り坂に入る前と到着してからとは、軽く5℃は気温差があったと思われます。
薄着の僕たちには5℃はかなり大きいです。
※今から行かれる方はご注意を。

滝をいくつか見ているうちにあたりも暗くなってい来たのでそろそろ帰らねば。
記念に二人で記念撮影。

               

真ん中に小さく滝が写っているのがお分かりでしょうか。
メインは悪魔でも僕たち(笑)

時刻は午後4時

「さあ帰ろーー!!」

下りをすいすい下ります。
っとここで、お土産をまだ買っていなかったので山のふもとの酒蔵に寄ります。
名張市は水が綺麗なので酒蔵が結構あるみたいです。
僕たちが寄ったのは瀧自慢酒造という酒蔵。

      

奥の方ではお酒を樽の中でかき混ぜている風景が目に浮かびます。
あまりに大きいと今後の走りに影響しますので180mlの可愛らしいサイズを
2本だけ買いました。

               

店員さんお勧めです。
お土産も買ったのであとは帰るだけ。
ただ、まだ体が冷え切った状態から抜け出せていません。
麓のコンビニに寄ってあったかいコーヒーで癒してもらいます。
いざ出発!!

ここからはただただ走り続けます。
あたりも暗くなってきたしライトオン!!
田舎に行けばいくほどライトがどれだけ重要なものかわかります。
そうこうしているうちに時刻は午後5時半!!
ここでトラブル発生!

なんと花屋さんのフロントライトの充電がなくなってしまったではありませんか!
街灯もない地域でライト無しはかなり危険なので二人の自転車の距離を縮めて僕のライトで車からわかりやすい
ようにします。
165号線をひたすら走っているとまたまた迷子になりました。
このまま走っていると大和川まで出るはずがなぜか行き止まりではありませんか。
道を修正がてら近くの畝傍駅で休憩します。

               

入ってみるとなんと無人駅ではありませんか。
人っ子一人見かけません。
無造作にICOCAの機会だけが置かれています。

               

しかも建物は木造で、屋根の梁にすごい味があります。

               

道を再検索しさあいざ出発!!
ひたすら暗闇を駆け抜けます。

とっっ・・・この30分後・・・
今度は花屋さんのリアライトの充電もなくなります。
これはもうどうしようもありません。
仕方なく僕のリアライトを花屋さんの自転車に付けて
2台の距離を抓めて走ることにしました。

さあ最後の難関の大阪教育大の田尻峠がやってきました。
赤目の手前の長い上り坂を登った僕たちにはもう怖いものなんてありません!!
何事もなく淡々と峠を越えていきます。

下りきれば後は大和川沿いをひたすら走ります。
大和川沿いは街灯が全くないので慎重に走らねばなりません!!
一歩間違えると河川敷に落下してしまいますからね・・・
時刻は午後7時半過ぎ、そろそろゴールも目前です。

あびこ筋が見えてくるといつもホッとするのは僕だけでしょうか。
午後8時前、ついに到着です。
メーターの走行距離は151.8㌔。

2人で「よー走ったなーーー!!」

今回の教訓はといいますと・・・

その① : 地方に行く場合はウィンドブレーカーを持参するべし。
その② : 夜間走行になりそうな場合はライトの充電は満タンでスタートするべし。

スペアライトの持参も検討。

ってな感じですかねー。

乞う、ご期待!!

最後のつぶやき
年末までにはもう一回くらいいけたらいいな・・・