20130819

  

- 2013年8月19日月曜日 -

どーもどーも
お久しぶりです。
お盆明けに勝手ながら三連休を取らせていただいておりました。
ご来店していただいたお客様、本当に申し訳ない。

といいますのも、前回のブログでぶつくさつぶやいておりました富士山に行ってまいりました。

えっつ!?こないだのブログで書いてたようにまさかチャリンコで五合目まで!?

・・・。

すいません普通に登山です。

前々から日本を見下ろしてみたかったのですがなかなか行く機会がなく今に至り、、、
ついにその機会がやってきました!!

六月の初旬のある日
長居の老舗焼き肉店「青瓦台」のマスター 「松田君!!富士山一緒に登らんか!」

松田 「えーまじっすか!?」

マスター 「こんなんめったに行く機会ないし、いっとかな次いつ機会あるかわからんで!」

松田 「んないっときましょか!!(完全にノリ)」

準備をしだして2ヶ月が過ぎた8月19日。
ついに出発です。
総勢8人チームでバスツアーに参加です。
朝5時起きでいざ出発です。
5時起きは琵琶湖サイクリングに行ったっきり以来です。(笑)

バスは京都を経由し、数回サービスエリアで休憩を取り夕方5時前に富士山5合目に到着。
もうすでに気温が低く約20度。かなり涼しいです。
噂では山の気温は100m登るに連れて1℃下がるらしいです。
ということは山頂は・・・。

考えないでおきましょう。

5時過ぎに晩御飯?を食べいざ山頂、目指して出発!
最初はなだらかなハイキングコース的な道が続きます。

松田 「大したことないやんか。」

余裕をぶっこいていました。
が30分を過ぎたところで道が突然切り替わります。

  

山頂が見える状態でひたすら蛇行運転をしたような道が続きます。

松田 「なーんや、ゆーてるまにつきそうやな。」

しかし、登れど登れど山頂が近づいてきません。

  

どこまでも続く万里の長城のようです。
次第に道は岩肌がむき出しとなり、崖を手足全体を使って登るような道へ・・・。

5合目から進むこと4時間、まだ道はひたすらありますが山小屋で仮眠をとることに

      

というのも富士山頂は気圧がかなり低く、弾丸で1日で登ろうとすると
高山病というものになってしまい、頭痛、吐き気、目まい、などの症状になってしまうため、
気圧になれるために途中の山小屋で仮眠をとるが安全パイらしいのです。

松田 「いやーやっと休憩や。あっつ、トイレでもいこーっと。」

ふとトイレの横の看板を見ると[トイレ利用料金200円]

えーーーーー!!!
なんとトイレが有料ではありませんか。
そりゃそーですよね。こんなに高いところにトイレを作ろうと思うと
どれだけの労力と時間がかかるか。

トイレもすませ、仮眠をとることに。
っと久々にきました寝袋!
みなさん寝袋に入ったことはありますか?
僕、昔からすごく寝袋が好きなんです。
あの中でもごもごする感じが気持ち良すぎてたまりません。

三時間ほど仮眠をとり午後11時半過ぎ、またまた歩き出します。
ここからは登山道というか、もう崖という崖を登っていきます。

      

みなさんこれは行かないとわからないのですが本当にアスレチック状態です。
序盤はストック(杖)を使って登っていたのですが途中からはもう使う暇さえないくらい
手も足もフル活動です。

七合目を過ぎたあたりからここ最近の富士山人気のせいか、登山客で渋滞しだします。
下を見るとヘッドライトの列ができています。

   

休憩を数回はさみ、登ることおよそ4時間。
仲間の一人が頭痛がかなりひどくなってきたためリタイヤすることに。
もう頂上はすぐ目の前なのに、ガイドさんいわく
 「これ以上登ると下山できなくなります。」
非常に残念です。
ひとりで置いていくのもなんなので、僕も一緒にリタイヤ・・・。
本8合目の山小屋で休憩させてもらうことに。

気温はもう5度前後です。ここで頂上に登ったら食べようと思っていた念願のカップめんを注文!
一杯600円(笑)

      

下界ではよう頼みまへん。(笑)
しかし富士山頂付近でこれが格別においしいのです。
行かれた方は是非奮発して食べてみてください。

ご来光の時間まで1時間ほどあったので仮眠をとることに。

      

午前5時前、目を覚まし山小屋の扉を開けてみると

  

今までに見たことのないような朝焼けの景色が広がります。
ご来光まで10分ほど待つと

  

  

予想していた場所と全く違った場所から太陽が顔を出します。
見た瞬間に来てよかったなと率直に思いました。
世界文化遺産になった理由も納得です。

晴天の中でご来光も見れたことですし、そろそろ下山準備です。
登頂メンバーと合流し下山道までたどり着くと、

  

そこは土煙の嵐です。(笑)

  

火山灰が下山者の足跡と一緒に舞い、すごいことになっています。
みなさんもし富士山に行かれるんでしたらぜひ、マスクとサングラスと
スパッツ(砂埃、小石などを靴に入るのを防ぐカバー)を持っていくことを
お勧めします。ひざ下がまっ茶っちゃになります。

時刻午前6時を過ぎ、空は真っ青になり、気温もどんどん上昇してきました。

  

ダウンを脱ぎ、5合目までまっしぐら!!
下山道は登山道とは違い、砂利道をひたすら下る感じになっています。

  

下山道から撮った写真がこちら

  

本当にここは日本かと思うくらい壮大な森林が広がり、湖も小さく見えます。
ここからがしんどかったです。
そりゃそーですよね。登ったんだから下りないと。
登りと同様に下れど下れどひたすら景色が変わりません。(笑)

下るにつれて気温も上がってくるのでどんどん薄着になってきます。
所々で休憩し3時間ほど下るとやっと蛇行道からそれ、到着の兆しが見えてきました。
途中、馬さんに出会ったのでパシャリ。

    

この馬さん何をするかというとなんと登山中に疲れて動けなくなった登山者を
迎えに行くというではありませんか。
なんと豪勢なお出迎え。
もちろん有料です。
でも富士山を馬で下山するなんかまるで絵本バリのストーリー(笑)

やっとスタート地点の5合目まで到着しました。もう足が上がりません。
長かったです。1日で合計10時間前後歩いたんですから。
でも登れてほんとによかったです。

なかなか普段できない経験を2日でいっぱいできました。
バスツアーの雰囲気、みんなとの集団行動、富士山の素晴らしさを身をもって実感。
やっぱりアウトドアっていいですよね。

下山したら絶対食べようと思ってた富士山バーにかぶりつきます。

          

超クールダウン。

あっつ、本職の話に戻りますと数回前のブログでもつぶやいていた富士山5合目まで
自転車で登ってみたいというチャレンジについて一言。
下山中にかなり登っているロードバイク集団を見たので俄然、行きたくなりました。
以上です。

帰りは露天風呂から富士山の全景を拝める「紅富士の湯温泉」に行って疲れた体をゆっくり癒して
食事処で軽く宴会をして大阪まで爆睡しながら帰りました。

では次回も乞うご期待!!




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